草津街道の起点・終着点 |
日本三名泉(ホーム)>日本三名泉への道(草津街道)>草津温泉(湯畑)・温泉街 |
草津温泉・湯畑草津温泉の霊場: 湯本氏の出生が修験者である事が影響してか、草津温泉は湯治場であると同時に霊場でもあり、特に西の河原は湯畑に対し西の方角にある河原と言われる一方で賽の河原に因んで名付けられたとも考えられています。西の河原には多くの地蔵尊像や小石が積み上げられた塔婆、風車などが点在し霊場の雰囲気が満ちています。現在規模が縮小しましたが、地蔵湯畑も以前は霊場だったとされ、地蔵堂や数体の石仏、湯畑などがその名残を残しています。 湯畑・概要: 草津温泉の代名詞的な存在で温泉街の中央に位置し、湯畑源泉から多くの湯宿に源泉が引き込まれています。源泉は約60度と人が入湯するには熱すぎる為、源泉から傾斜地を利用して、一端木樋を通す事で外気により多く触れさせ温度を適温にまで下げました。ただし、これでも十分熱い為、時間湯と呼ばれる草津温泉独特の入浴方法と、草津節と呼ばれる独特の調子と歌詞が生まれました。又、木樋からは良質の卯の花を採る事が出来、戦国時代から江戸時代にかけては多くの大名から珍重され、現在でも御土産として人気を博しています。 温泉街: 温泉街は湯畑を中心に四方に幅の狭い道が放射状に伸びているのが特徴で、大きく、西の河原方面、白根神社方面、草津町健康増進センター方面、地蔵湯方面、光泉方面に分かれ、細かい路地が入り組んで迷路のような町割となっています。基本的には計画的な町割ではなく、湯畑周辺に限定されていた温泉街が発展に従い次第に大きく拡張され、地形に合わせて石段や坂、路地が設けられたと思われます。湯畑の周辺と西の河原方面までの経路が特に温泉街らしい町並みが形成され御土産屋や飲食店、外湯などが集中しているようです。大型宿泊施設も多いですが中心部は比較的木造の温泉宿が目立ち、現在も落ち着いた温泉街の様相が残されています。
|
|
その他の草津温泉(日本三名泉)への道沓掛街道: 沓掛宿(中山道:長野県北佐久郡軽井沢町)−狩宿宿−須賀尾−須賀尾峠−長野原宿−草津温泉(湯畑) 草津街道: 新町宿(北国街道:長野市)−中野(中野市)−渋温泉(山ノ内町平穏)−渋峠−草津温泉(湯畑) 真田道: 沼田城下−中山宿(三国街道)−中之条町−原町−郷原−大戸宿−須賀尾−長野原宿−草津温泉(湯畑) 山田道: 小布施宿(長野県小布施町)−山田村−山田峠−草津温泉(湯畑)
|
※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。 |