鷲乃湯跡(草津温泉)概要: 鷲乃湯跡は湯畑からやや下った温泉街に位置しています。案内板によると 「 鷲乃湯の由来は、その昔、傷ついた鷲がこの湯により傷を治したという故事によって後世に伝えられています。鷲乃湯は江戸時代から廃止される昭和44年までこの場所にあり、草津温泉ならではの独自の入浴方法「時間湯」の共同浴場として、盛んに利用され親しまれていた草津温泉を代表するもっとも古い源泉浴場の1つでした。・・・」とあります。又、鷲乃湯は「草津節発祥の地」とされ、「時間湯」で行われた松材の湯もみ板で温泉を掻き混ぜる際、草津節が唄われたそうです。草津節は「草津よいとこ、一度はおいで、ア−ドッコイショ、お湯の中にも、コーリャ、花が咲くヨ、チョイナ、チョイナ・・・・お医者様でも、草津の湯でも、アードッコイショ、惚れた病は、コーリャ、治りゃせぬヨ、チョイナ、チョイナ・・・・・」の節で一度は聞いた事がある人も多く現在でも「時間湯」が行われている温泉で歌い継がれています。鷲乃湯は現在は道路拡幅工事の為、建物が解体され石碑のみが建立されています。又、鷲湯碑は草津温泉の鎮守である白根神社の境内に建立されています。
|
|