金刀比羅神社(草津温泉)概要: 金刀比羅神社は湯畑と西の河原の中間付近に鎮座しています。 創建は江戸時代後期の寛政9年(1797)、桐屋の主人高原長右衛門が讃岐(香川県仲多度郡琴平町)に鎮座する金刀比羅宮の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。不勉強の為、詳細は不詳ですが本社と同神であるならば祭神は大物主神、特に漁業航海に御利益があるとされ、その他には農業殖産、医薬、技芸など、草津温泉には病気や怪我などを治す為に湯治として訪れる人も多くの桐屋も料亭として芸子を上げるなどおおいに繁盛していた事から金比羅神=大物主神が勧請されたと思われます。境内正面には古い常夜塔と石碑(金比羅神)の脇に古びた石階段があり、登り詰めると社殿(入母屋、銅板葺、桁行3間、梁間2間、正面唐破風向拝付)があります。境内には古い石灯籠が数棟奉納してあり信仰の篤さを感じます。
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