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尿前宿(大崎市・鳴子温泉)概要: 尿前宿は出羽街道(正式には仙台城下:現在の宮城県仙台市から酒田湊:現在の山形県酒田市までの街道ですが、一般的は出羽仙台街道中山越として尿前番所から笹森番所までを指しています。)の宿場町で当時の玉造郡に設けらた鍛冶谷沢宿・中山宿・鬼首宿と共に玉造四駅として知られていました。この地は奥羽と出羽の接する要地として重要視され寛文10年(1670)頃には仙台藩より尿前関が設けられ、藩からは役人が派遣されてきました。明治時代初期に編纂された玉造郡地誌によると宿場の規模は戸数13戸、人口79人、東西一町二十間、南北三十八間だったとされますが関所の廃止や宿場制度の廃止によって急速に衰退し現在は数軒の家屋が残るのみとなっています。
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尿前宿 |
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