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有馬稲荷神社(神戸市)概要: 有馬稲荷神社の創建は飛鳥時代、舒明天皇、孝徳天皇が有馬温泉行幸の際、有馬行宮(杉ヶ谷行宮)が造営され、その守護神として稲荷大神の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。以来、皇室との繋がりが強く後鳥羽上皇が隠岐に配流された際、再起と鎌倉幕府打倒の戦勝祈願が行われ(祈願の際、現在の社殿に掲げられている龍神の彫物を奉納したと伝えられています。)、慶応4年(1868)には有栖川家の永世宮家祈願所となっています。当初は有馬行宮(杉ヶ谷行宮)跡地に鎮座していましたが、明治37年(1904)に現在地である射場山(標高689m)の中腹(標高570m)に遷座しました。祭神は稲倉魂命。奥宮には射場山に元々勧請されていた古長大神と恒長大神が祀られています。拝殿は入母屋、銅板葺、桁行3間、梁間3間、外壁が無く吹き放し。本殿は拝殿より1段高い場所に建立された切妻、銅板葺、平入。祭礼・行事は四方祭(1月1日)、初午祭(2月11日)、卯の葉大祭(5月9日)、龍神祭(海の記念日:7月下旬)、あわしま祭(敬老の日:9月中旬)、みこし祭(12月4日)。
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有馬稲荷神社 |
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[ 付近地図: 兵庫県神戸市 ]・[ 有馬温泉(日本三名泉) ] |
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