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岩屋寺跡横穴群(松江市玉造町)概要: 案内板によると「 横穴は、古墳時代の墓制のひとつです。2つの穴が、凝灰質砂岩(来待石)の岩盤に掘り込まれています。両横穴とも、天井を家形に加工し、屋根と壁の境界を浮き彫りにするなど、たいへん丁寧な造りになっています。特に右の穴は、二つの部屋からなる珍しいものです。両者とも早くから開口し、副葬品は全く知られていませんが、古墳時代の終末期の7世紀に造られた推定されています。 島根県教育委員会 玉湯町教育委員会 」とあります。岩屋寺跡横穴は昭和23年(1958)に国指定史跡に指定されています。岩屋寺の創建は不詳ですが奈良時代、長谷寺を開いた徳道上人(西国三十三観音霊場の創始者)が制定した出雲33番札所の札止寺(第33番札所)として信仰の対象となっていました。元禄15年(1702)には観音堂が建立され本尊である観音像(安阿弥作、像高約40cm)が安置されていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分霊令とその後に吹き荒れた廃仏毀釈運動により廃寺となり観音像は明治5年(1872)に清巌寺に移されました。
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岩屋寺跡横穴群 |
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