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(松江市玉造町)概要: 湯閼伽の井戸は古くから「ゆあかの井戸」と呼ばれ湯薬師堂に供える水を汲み上げる神聖な井戸でした。湯薬師堂は延慶2年(1309)に創建されたことから、当時から井戸があったと思われます。一般的には閼伽(あか)とは仏様に出される供養水の事で仏教では「塗香」、「華」、「焼香」、「飲食」、「灯明」と共に六種供養の1つとされ、それを汲み上げた井戸を「閼伽井」と呼ばれました。湯閼伽の井戸は昭和30年代まで利用されてきましたが、水道の普及に従い使用されなくなりました。岩の割れ目から清水が湧き出し、それを囲うように石積みをし、現在は茅葺、入母屋の屋根が設けられています。現在は「恋来井戸」として「恋叶の素」という餌を鯉に与え、見事鯉が餌を食べると「恋が叶う」とされています。
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湯閼伽の井戸 |
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