奥州三名湯比較表 |
名称 (所在地) | 発見者 | 発見年 | 由来・歴史 | 泉質 | 備考 |
鳴子温泉 (宮城県大崎市) | − | 承和4年 | 突然起こった火山活動によって温泉が湧き出たのが始まり(続日本後紀に記載)。室町時代に編纂された「義経記」の舞台、義経の正室である北の方が亀若丸を出産し当地で初めて啼いた為、啼き子が転じて鳴子と呼ばれた。 | 多くの源泉があり単純温泉や炭酸水素塩泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉など | 源義経縁の温泉 |
秋保温泉 (宮城県仙台市) | 地元住民 | − | 塩を運んでいた少女が牛と共に渓谷に落ち、探しに行くと少女の姿が無く源泉を発見。鎌倉時代に順徳天皇による日本三御湯に選定。江戸時代には仙台藩主伊達家の湯浴み御殿が設置された。 | ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 | 仙台の奥座敷 |
飯坂温泉 (福島県福島市) | 日本武尊 | 2世紀 | 日本武尊が蝦夷征伐で病となり佐波子湯に浸かると病が癒え元気になった。江戸時代には俳聖松尾芭蕉が奥の細道で入湯。 | 単純温泉 | 芭蕉、正岡子規、 与謝野晶子など が来湯 |
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