お粂が淵 |
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| [ 付近地図： 宮城県仙台市 ]・[ 秋保温泉 ] |
| お粂が淵（秋保温泉・仙台市）概要： 大店（江戸浅草蔵前反物問屋）の１人娘と思われるお粂と名乗る十代後半の娘と、その店で働いていると思われる新助を名乗る二十代半ばの男が駆け落ちをして秋保温泉まで逃げてきました。お粂は疲れた為、当座の逃走資金である５０両を新助に渡し磊々峡を身を乗り出し眺めていると、新助は後ろからお粂の背中を押し、５０両を奪って逃走しました。翌日、無残にもお粂は恨みに満ちた形相をした水死体として発見され、新助の行方は誰も知りませんでした。以来、若い男性が通るとお粂の霊が出現し「新助が憎い、５０両を返せ・・・」と追いかけて来ると伝えられ、何時しかこの場所を「お粂が淵」と呼ぶようになったそうです。
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