白旗の湯(草津温泉)概要: 案内板によると「 源頼朝が建久4年(1193)八月三日浅間山麓で巻狩をせし時たまたま此処に涌き出ずる温泉を発見し入浴したと傳えられる。当時は「御座の湯」と称していたが明治三十年に源氏の白旗に因んで「白旗の湯」と改称された。」とあります。泉質は酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉。効能はきりきず・糖尿病・慢性婦人病・高血圧症・動脈硬化症・慢性皮膚病など。湯畑に面した共同温泉で草津温泉の中でも最も知名度が高い温泉の1つです。鎌倉時代に編纂された正式な歴史書「吾妻鏡」では建久4年(1933)に頼朝が富士山麓で大規模な狩を行った事が記されているものの草津まで足を延ばした事には触れていません。しかし、今でも頼朝は草津温泉の開湯伝説の一翼を担っており、源泉である白幡源泉には頼朝宮が祀られ、石祠は草津町指定文化財に指定されています。
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