角間温泉・温泉街

角間温泉の歴史は古く、室町時代の文明年間(1469〜1487年)にに浄土真宗の高僧である蓮如上人が巡錫で当地を訪れた際に源泉を発見し、塩崎村角間出身で蓮如上人の案内や世話を行った小林甚佐衛門がその源泉を利用して湯宿を開いたことが始まりと伝えられています。湯田中渋温泉郷から見ると角間川の対岸にあり、歴史ある数軒の温泉宿が鄙びた場治場の町並みを形成し、その効能(特に脚気に効能があるとして「脚気の角間」の異名があります。)と温泉街の雰囲気から横山大観や林芙美子、古川英治、佐久間象山(松代藩の定宿だったとされます。)などの文人墨客や著名人が多く足を運んだことでも知られています。角間温泉の温泉街は小規模ですが共同浴場が3箇所(角間大湯、滝の湯、新田の湯)あり低料金で利用できます。

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角間温泉・温泉街
歴史、つぶやき、独り言
数軒の温泉宿と、3軒の共同温泉で構成されている素朴な温泉街です。訪れた印象は小さな集落なのに3軒も共同温泉があるのが少し不思議な感じがしましたが、思っていたよりも大きな集落なのかも知れませんし、現在でも家ではなく共同温泉を利用する人が多いのかも知れません。何れにしても現在でも素朴な生活が続けられているようです。失礼ながら、予想以上に著名人も湯治に訪れており、泉質や効能、雰囲気などが優れていると思われます。

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