行基と裂石温泉

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裂石温泉との関係性

【 行基・伝説 】−天平17年(745)、行基菩薩が当地(山梨県甲州市塩山上萩原)で修行中に落雷により岩が割れ源泉が湧出たと伝えられています。

裂石山雲峰寺   裂石山雲峰寺

【 行基・実・年表 】−天平15年(743)から奈良東大寺大仏建立始まる。天平17年(745)に大僧正となり、平城遷都、大仏鋳造を再開に尽力、摂津国西成郡(大阪府大阪市)に大福院とその尼院、難波度院、枚松院、作蓋部院を建立。

【 場  所 】−山梨県甲州市塩山上萩原

【 概  要 】−裂石温泉は略同じ由来の持つ裂石山雲峰寺の境内にある温泉で、「雲峰の霊泉」の霊泉としても知れています。雲峰寺の境内は中世に甲斐守護職として当地を支配した武田家の居城である躑躅ヶ崎館(武田氏館:山梨県甲府市)から見ると北東の方角にあたる為、鬼門鎮護の寺院として歴代武田家当主の庇護の対象となりました。天文年間(1532〜1554年)に火災により境内が大きな被害を受けると、当時の武田家当主武田信虎は印判状を発給し再建の支援を行い、武田信玄も永禄元年(1558)、雲峰寺に武運長久の祈願を行い引き続き再建に尽力しています(信虎が再建した本堂、庫裏、仁王門と江戸時代に再建された書院は何れも国指定重要文化財)。天正10年(1582)に武田勝頼が織田軍に追い詰められ天目山に向う途中、武田家縁の雲峰寺に家宝である 「日の丸の御旗」 「孫子の旗」 「諏訪神号旗」が納められています(日の丸の御旗(1旒)、孫氏の旗(6旒)、諏訪神号旗(13旒)、馬標旗(1旒)は山梨県指定文化財)。裂石温泉は大菩薩峠を控えている事から往時は登山客がここを起点にして登頂を目指した為、シーズンは賑っていましたが、現在は周辺住民の湯治場として利用されているそうです。

【 行基・周辺・史跡 】−秀森山清水寺(山梨県甲州市塩山上井尻:行基菩薩が巡錫した際に如意輪観世音菩薩を彫刻し一宇を設けて本尊として安置した)・柏尾山大善寺(甲州市勝沼町:養老2年:718年、行基菩薩が巡錫で当地を訪れた際、霊夢に薬師如来の化身が立ちその御告げにより夢でみた薬師如来を模した木像を彫刻し、一宇を設けて本尊として安置した)・裂石山雲峰寺(甲州市塩山上萩原:行基が当地で修行していた際、落雷が大岩に落ちて裂け、その割れ目から十一面観音が出現し、その後ハギの大木が生えた。行基はそのハギの木に出現した十一面観音を模した木像を彫刻し一宇を設けて本尊として安置した)

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行基菩薩縁の温泉

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※ 「行基菩薩と温泉」は「郷土資料辞典」、「日本の城下町」、「観光パンフレット」、「観光地案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。ただし、推論、私論ばかりなので最終的の責任は負いかねますので、問題等ありましたら自己責任でお願いします。リンクはフリーですが写真、文章の利用は許可しませんので御理解の程よろしくお願いします。